8月に北欧の世界観楽しむフェス 「ハンノウグリーンカーニバル」

飯能のスギや花、鳥などをモチーフとしたイベントのポスター

 北欧の世界観を表現したファミリーフェスティバル「Hanno Green Carnival2016(ハンノウグリーンカーニバル2016)~Family,Fun in Fairy‘s Forest(ファミリーファンインフェアリーズフォレスト)~」が飯能市内で8月6、7日の2日間に渡り開催される。

 会場となるのは、あけぼの子どもの森公園、同市民会館、駿河台大学。主催はソニー・ミュージックエンタテインメント(本社・東京都千代田区、代表取締役・水野道訓、以下SME)とZeppライブ(本社・東京都港区、代表取締役・杉本圭司)によるHanno Green Carnival実行委員会。同フェスティバルは、SEMと駿大との相互協定締結により実施に至ったもの。

 都内から電車で約40分の立地でありながら、面積の約7割が山野に囲まれている同市は、ムーミンテーマパーク「メッツァ」の開業が来年に予定されており、広く注目を集めている。

 同フェスティバルのコンセプトは「マナブ アソブ ツナガル」。飯能の恵まれた自然環境の中で、個性と創造性を重視し、のびのびと「アソビ」ながら「マナブ」、そして「ツナガル」。

 会場内のエリアはそれぞれフィンランド語のヤルヴィエン(湖)、ヨキ(川)、メッツァ(森)、アウリンコ(太陽)にちなんで、エリアヤルヴィエン、ステージメッツァ、エリアヨキ、アウリンコと名付けられ、カーニバルデザインには妖精の存在が身近な北欧・フィンランドの仕様を折り込み、まさに妖精の世界に迷い込んだかのような演出を施す。

 エリアヤルヴィエンとなる駿大の中庭では、フードエリアとして北欧風装飾を施した飲食の展開や様々なワークショップ体験、ステージメッツァの駿大野球場では世代を越えて楽しめるオムニバス形式のアーティストライブ、エリアヨキとなるあけぼの子どもの森公園から駿大までは妖精に扮した子どもたちのパレードなどを実施予定。

 アウリンコの市民会館では、SEMサマースクール生による子どもミュージカル「Alice in Wonderlandふしぎの国のアリス」を開催するほか、各エリアでは自然の中で遊びながら学べるワークショップを実施する。

 フェスティバルイメージデザインのアートディレクターはtuperatupera(ツぺラツペラ)が担当。登場する4体のキャラクターはそれぞれ飯能市の木・花・鳥であるスギ、ツツジ、ウグイス、そしてそれらに集まって来たチョウをモチーフとしており、自然の豊かさを表現している。

 入場無料となるのはエリアヤルヴィエン(午前10時~午後7時)、エリアヨキ(午前9時~午後5時)。ステージメッツァ(午後1時~同7時)、アウリンコ(時間未定)は有料となるが現在料金は未定。チケット発売日はメッツァが6月18日、アウリンコが同月4日。

 また、駿大では当日オープンキャンパスも開催予定であり、限定の特典も用意される予定。

 企画製作はSMEキッズストーン、Zeppライブが行い、飯能市・飯能商工会議所・奥むさし飯能観光協会が後援。駿大が協力。公式サイトはhttp://www.greencarnival.jpとなっている。雨天決行、荒天中止。

 同フェスティバル開催についての大久保勝市長コメント

 このたびは、「Hanno Green Carnival2016(ハンノウグリーンカーニバル2016)」が飯能市で開催されることについて心より感謝申し上げます。

 飯能市は、都心からわずか1時間足らずにありながら、豊かな自然の中で楽しいレジャーやイベントを満喫していただけると思います。多くの皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げます。