日和田山へミツバツツジ 環境ボラが植樹会
日高市の日和田山で市環境ボランティア主催のミツバツツジ植樹会が行われ、市民24組が参加しそれぞれの節目を記念して苗木を植えたほか、市「緑の基金」高額寄付者への感謝状贈呈式が行われた。
環境ボランティアは平成13年に結成され、日和田山の市有地を拠点に間伐や下草刈り、散策道の整備、植樹などを続けており、山に自生していたミツバツツジが減少したことから、平成14年度から植樹会を実施。これまでに約600本を植え、4月に薄紫色の花を咲かせ山を彩っている。
植樹会では参加者を前に加藤保夫リーダーが趣旨を説明するとともに、結成15周年を迎え、環境ボランティアの活動内容をPR。参加した市民がスポンサーとなって購入したものや日高武蔵ライオンズクラブが寄贈したミツバツツジの苗木45本が用意され、参加者たちはそれぞれの願いを込め斜面に苗木を植えた。
また、植樹に先立ち、市内の緑地の確保や緑化の推進など自然環境保全の費用に充てるため積み立てている市の緑の基金へ個人で5万円以上、団体・法人で10万円以上の寄付をした高額寄付者に対し、谷ケ﨑照雄市長から感謝状が贈られた。
感謝状贈呈者は次の通り。
彩野久仁恵、いるま野農業協同組合、太平洋セメント埼玉工場、日高ロータリークラブ、ホンダアクセス日高事業所、ほか匿名1社。