飯能市の窓口キャッシュレス化 非接触型レジスターも
飯能市は、新型コロナウイルス感染症拡大防止及び予防策として、市民課など複数の窓口での手数料などの支払いをキャッシュレス化し、8日から運用開始した。
これにより、会計時の現金の受け渡しなど接触機会が低減され、感染リスクが減少する。市はまた、新型コロナ対策として、窓口支払い用に非接触型レジスターも設置した。
クレジットカードなどによるキャッシュレス決済の対象となる支払いは、市民課・飯能駅サービスコーナーでの住民票の写しや戸籍謄本等交付手数料など。
また、水道業務課・上下水道料金センターでの上下水道料金の支払い、市民会館での施設使用料と各催しのチケット販売など。
今回、運用開始したキャッシュレス決済の種類は、クレジットカードがVISA、mastercard。QRコードがりそなウォレット。
この後、22日からは電子マネーのSuica、PASMO、ICOCA、Kitaca、TOICA、manaca、SUGOCA、nimoka、はやかけん、nanaco、WAON、楽天dyが、4月以降にはAMERICANEXPRES、DinersClub、QUICPay+も利用できるようになる予定という。
市によると、県内において複数の窓口で、かつ多種多様な決済手段が可能なマルチ対応できるキャッシュレス決済を導入するのは、飯能市が県内初。
非接触型レジスターも、新型コロナ感染症の拡大防止及び予防策として市民課窓口に設置されたもの。各種手数料の納付時、同機器に金銭を投入すると、つり銭やレシートが自動的に出てくるので、受け渡しによる接触機会が減る。