北大路欣也さんら出演「記憶捜査2」 小谷野果樹園でドラマ撮影
飯能市芦苅場の小谷野果樹園でこのほど、23日からテレビ東京で放送が始まるテレビドラマ「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~」の撮影が行われた。
主演の北大路欣也さんをはじめ、レギュラーキャストの風間俊介さん、上白石萌音さん、内田朝陽さん、松本大志さん、石黒賢さん、余貴美子さんらが同果樹園を訪れ、イチゴハウスなどで30日放送予定の第2話の大団円のシーンを撮影した。放送時間は午後8時から。
同作品は、2019年1月から全7話に渡って放送された「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」の続編。北大路欣也さん演じる主人公・鬼塚一路が慣れ親しんだ新宿の土地勘と、詳細に記憶した「昭和」と「平成」の2つの時代の街のイメージから、「令和」に起こった難事件を解決へと導いていく新しいサスペンスドラマだ。
ドラマ関係者によると、北大路さん演じる鬼塚が「ある事件で車椅子生活となった」ため、園内がバリアフリーであり、また、圏央道・狭山日高インターからも近いことなどから、同果樹園に白羽の矢が立ったという。
新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、出演者たちはリハーサル時はフェイスガードを着用、迫真の演技で撮影に臨む姿が見られた。
9月中旬に電話で撮影地のオファーを受けた園主の小谷野伸一さんは、「有名な方、旬の方が出演されるドラマの撮影ということで、非常に光栄。普段、果樹園で使っている顔出し看板なども撮影で使っていただき、放送日が楽しみ」と話している。