久保ノ下橋が通行止め 木製橋面が一部損傷
[車両通行止めとなっている久保ノ下橋]
日高市北平沢と南平沢を結ぶ久保ノ下橋の木製橋面の一部が老朽化により損傷し、車両通行止めとなっている。市は今後、修繕工事を施すとしているが、実施は4月以降になると見込まれ、当面は通行止めが続きそうだ。
橋の損傷については住民から市へ連絡があり、市職員が確認したところ、木製の橋面の一部が腐食して穴が開くなどの損傷が見られた。
損傷部分に板を張って応急処置し、歩行者の横断には影響がないが車両の通行には危険があるとして、2月5日から車両通行止めとした。
市は今後、橋面の修繕工事を行うとしているが、予算措置や発注などのスケジュールから、工事は4月以降になると見込んでいる。
高麗川に架かる久保ノ下橋は昭和35年に架設され55年が経過。全長105メートル、幅員2・1メートル。橋脚はコンクリート・鋼製、鏡面には幅員と同じ長さで幅30センチほどの木板が並べられている。
小型乗用車1台がやっと通れるほどの幅員で、橋面が木製のため車が通行する際にガタガタと音が鳴ることから、地元住民などからは通称ガタガタ橋とも呼ばれている。
北平沢と南平沢を結ぶ最短ルートとして車で通行する住民も多く、早期修繕を求める声が上がっている。