【動画】北欧の雰囲気「ノーラ名栗」 8月1日に運営スタート

西川材使用の野外ステージ

 飯能市は、令和元年度から整備に着手していた下名栗地内の観光・農林振興施設の「ノーラ名栗」(交流事業エリア)が8月1日午前10時から運営開始すると、このほど発表した。

 ノーラ名栗は、既存の「飯能市農林産物加工直売所」と、その隣接地を含んだ施設一帯の愛称。同施設について、市は観光的視点を取り入れた、地域の自然とふれあい、人々が交流し、北欧の雰囲気が体感できる空間を提供する。

 さらに、名栗地区の森林を活用した観光、健康増進、教育、体験といった活動と人を結びつける地方創生に資する拠点施設とするため、整備を進めてきた。

 運営が開始されるのは、木造建物の加工直売所に隣接した敷地に野外ステージ・調理用施設・更衣室兼シャワールーム・休憩用大型テントなどが整備されたセントラルパーク、サウナテント事業を行うサウナクラブなどが設けられた交流事業エリア。指定管理者の(株)ワンダーワンダラーズが運営する。

 セントラルパークは、芝生広場を取り囲むように木造の野外ステージや調理用 施設などが配置され、各種イベントが行えるスペース。

 建物を繋ぐ通路には、来訪者が憩えるよう休憩用テント、西川材PRを兼ねたはしらベンチも置かれた。

 サウナクラブは、サウナテントを使った北欧体験を通した憩いと交流の場となる施設。大小のサウナテントのほか、更衣室を兼ねたシャワールームも整えられている。