飯能市で3人目の新型コロナ感染者 20代男性

 新型コロナウイルス感染症が蔓延し非常事態宣言発令下、埼玉県が15日に発表した61人の新たな感染患者のうち、飯能市内在住の20代の男性会社員が検査の結果、陽性と判明した。市内居住者から感染者が見つかったのは、5日に60代の夫婦の感染が確認されてから10日ぶり3人目。県内484例目の症例。県内61人の感染者数は、1日の県内判明者数としては過去最大。

 市内3例目となった20代の男性会社員(日本国籍)は、9日に体調不良になり37度の発熱で頭痛を感じたという。PCR検査は15日に実施し、同日陽性判定が出た。同居家族は4人。

 発症までの経緯や濃厚接触者等は現在調査中。発症した9日から15日の検査実施までの行動記録なども公表されていないが、県担当者の話では、この間、男性は病院に向かった以外は、基本的に自宅待機し感染を拡大するような行動はしていないという。