真紅の群生地楽しむ 巾着田のマンジュシャゲ最盛

 

多くの行楽客で賑わう群生地

 日高市高麗本郷の巾着田でマンジュシャゲの花が最盛期を迎えている。休日となった9月29日には全国から1万7000人を超える行楽客が訪れ、真紅に染まった群生地の散策を楽しんだ。

 長梅雨やその後の猛暑の影響からか例年に比べ2週間ほど遅い開花となり、彼岸を過ぎてからようやく見頃を迎えた。最盛期は今週一杯となりそうだ。

 群生地付近で開かれた「巾着田曼珠沙華まつり」は29日で終了したが、一部を除く店舗の営業やステージ発表は6日まで延長する。

 また、群生地から少し離れた遊歩道ではスイフヨウ(酔芙蓉)も見頃。朝の開花時は純白、昼頃にはピンク、夕暮れには赤へと色を変え、その日のうちに花を閉じる一日花で、次々と花を咲かせている。

遊歩道沿いではスイフヨウも競演