メッツァビレッジ11月9日開業 施設名称も決定

「Viking Hall(ヴァイキングホール)」と名付けられたレストラン・カフェ

 飯能市の宮沢湖周辺で北欧のライフスタイルやムーミンの物語の世界観を体験できるレジャー施設「メッツァ」の整備を進めているフィンテックグローバル社(東京都品川区、玉井信光社長)とムーミン物語(東京都品川区、ロバート・ハースト社長)は27日、北欧のライフスタイルを体験できる入場無料エリアの「メッツァビレッジ」の開業日を11月9日と発表し、各施設の名称を決定した。

 メッツァビレッジの入場は無料で、日常的に遊びに行くことができる公園機能を有し、自然を身近に感じられる空間として整備。北欧のライフスタイルや空気感を感じられるようにデザインし、北欧ブランド雑貨や新鮮な地元野菜、工芸品などのショッピングを楽しめるマーケット、北欧風の飲食を堪能できるレストラン、ものづくりやアートを通じたワークショップ、湖面を満喫できるレンタルボート、季節ごとのイベントや地域と連携したイベントなどを楽しめる。

 これまで仮称だった主要施設についても名称が決定。

 マーケットは「Market Hall(マーケットホール)」として、2階建てで1階はカフェや食品フロア、様々な地域商材により「活気ある日常」を創出。2階は北欧ブランドを展開する複数のテナントが揃い、北欧を旅するように商品との触れ合いを楽しめる。

 レストラン・カフェは「Viking Hall(ヴァイキングホール)」に。海を渡り交易をしてきた北欧の海賊ヴァイキングから由来して名付けられ、2階建ての施設に約10店舗の飲食店が入り、湖側にテラスがあり、テイクアウトしたカフェメニューを楽しみながら、森と湖を臨む開放的な空間で心地いい時間を過ごすことができる。

 このほか、湖畔でさまざまなグッズを販売する「P apartment(ピー アパートメント)」、季節に応じたイベントや地域と連携したイベントを開催し人々が集う「Nordic Square(ノルディック スクエア) 」、さまざまなブランドによる期間限定イベントや流行のポップアップストア、貸切パーティーやダンスの発表などに活用できる「Metsä Hall(メッツァホール)」。

 また、カヌーやレンタルボートで自然に囲まれた湖面を散策できる桟橋・ボート乗り場は「Laituri(ライトゥリ)」、ものづくりやアートを楽しめるワークショップ・ラーニングスペースは「Craft Bibliotek(クラフト ビブリオテック)」、木の匠の指導のもとカヌーや家具、身近な小物まで木を使ったものづくりを体験できる施設は「Sågverk(ソグベルク)」と名付けられた。