自宅前の泉に産卵 ヤマアカガエルか
飯能市小瀬戸の杉山久さん(69)が、自宅前を流れる湧き水でできた泉に、ヤマアカガエルのものとみられる卵を見つけた。
昨年も同じ場所に産卵が見られ、春にオタマジャクシが孵化。カエルになり無事巣立っていった。
杉山さんは赤褐色のカエルの姿を見つけ、その特徴を調べたところ、「山間部に生息するヤマアカガエルではないか」と推察。
ヤマアカガエルは他のカエルより早い寒中に産卵し、再び冬眠するという。
杉山さんは「昔はトウキョウサンショウウオの産卵も見られたが、今では全く見なくなった。最近はカエルも貴重な存在。無事に育つよう見守ってやりたい」と話している。