身も心もポカポカに 第3回飯能・日高鍋まつり
官民一体となって飯能・日高の観光活性化を目的に活動する「飯能市・日高市賑わい創出連携事業協議会」(柏木正之会長)は19日、日高市の巾着田を会場に第3回「飯能・日高鍋まつりin巾着田」を開催する。
会場には飯能すいーとん、高麗鍋、飯能はんじょう鍋、シシ肉・シカ肉鍋などバラエティーに富んだ21種類の鍋が出店し、食を通して来場者に両市の魅力をアピールする。
主催の同協議会は飯能市、日高市、飯能商工会議所、日高市商工会、(一社)奥むさし飯能観光協会、日高市観光協会、NPO法人情熱塾、高麗郷‘Sで構成。
それぞれに魅力ある観光資源を持つ飯能市と日高市を結び、観光活性化を図ろうと「歩いて、見て、食べて、楽しんで」を合言葉に、ウォーキングルートの提案やイベントを通じ、四季折々の見どころやご当地グルメをアピールしている。
目玉行事の一つとなる鍋まつりは、寒い季節に最適のご当地鍋で集客を図り、飯能・日高を盛り上げようと、平成27年から巾着田を会場に開催。昨年2月の第2回のまつりには約6000人の来場者で賑わった。
3回目となる今回は、飯能11店舗、日高各10店舗、計21店舗が出店し、B級グルメとして知られる飯能市の飯能すいーとん、日高市の高麗鍋をはじめ、野菜を豊富に使った飯能はんじょう鍋、シシ肉やシカ肉を使った鍋、うどんやモツなどを加えてアレンジしたニュー高麗鍋など、出店者が工夫を凝らしたこだわり鍋をいずれも1杯300円で販売する。
両市の物産品販売を行う店舗も出店するほか、ステージイベントとして、武蔵越生高校和太鼓部「青龍」、シンガーソングライター文字山愛さんが登場するほか、飯能・日高近隣のよさこいチームによる「鍋祭り新春よさこい」が披露される。
また、同時開催として、東飯能駅をスタート地点に精明地区、宮沢湖周辺、栗坪地区を経て鍋まつり会場の巾着田へ向かう飯能市・日高市・西武鉄道合同ウォークも行われ、「精明地区ののどかな畦道を散策し巾着田の鍋まつりを楽しもう」と参加を呼びかけている。
出店者とメニューは次の通り。
【飯能】▽タケマツ「飯能すいーとん」▽有間渓谷観光釣場「しし肉鍋うどん・そば」▽(一社)奥むさし飯能観光協会「手づくり鶏だんご鍋」▽レイクサイドテラス名栗湖「飯能はんじょう鍋」▽イーズパッション「熱熱!!濃厚チーズの豚汁鍋」▽かみかみや「ボストン風クラムチャウダー」▽お食事処冴「鴨入りもつ鍋」▽中央商事「海鮮石狩鍋」▽たいら栗園「ふわトロきのこ鍋」▽NukuNuku「大豆ミートマクロビオティック鍋」▽さわらびの湯「飯能ふるさと鹿鍋」
【日高】▽食彩房はし本「高麗鍋」▽キリタンポと惣菜のさんだ「高麗鍋」▽弓削多醤油「高麗鍋」▽向日葵「もつ高麗鍋」▽加藤牧場「白い高麗鍋」▽こまとり屋「唐揚げ入り高麗鍋」▽関口屋「高麗鍋うどん」▽豆腐厨房「濃厚豆腐高麗鍋」▽日高市料飲組合「高麗鍋」▽渡来センター「高麗郷の高麗鍋」▽関本屋「高麗鍋」
【物販・PR出店者】
▽飯能=新島田屋、飯能川崎田んぼの会、こみゅにてぃはうす楽彩、やませみ、おみやげショップ夢馬。
▽日高=備前屋、埼玉種畜牧場、長澤酒造、栗こま娘本舗亀屋、サイボクハム、なかや商店、日高市観光協会。
開催時間は午前10時から午後2時まで。雨天決行、荒天中止。問い合わせは日高市観光協会042・989・2111、(一社)奥むさし飯能観光協会042・980・5051へ。