地元の四季をパチリ ロビーに写真展示コーナー

季節の写真が掲出された「なぐり写真館」

 土手を彩る満開のサクラや、雪に包まれた厳冬の森林──。飯能市名栗公民館のロビーに、同地区の四季を撮影した写真展示コーナーが開設され、施設利用者が足を止め、見入っている。

 コーナーの名称は「なぐり写真館」。縦170センチ、横90センチのボードに春夏秋冬の季節ごとに各3枚、合計12枚(いずれもL判)が展示されている。

 春は保健センター脇を流れる名栗川の土手に咲き誇るサクラの並木、夏は濃緑の山あいに佇む民家、秋は鳥居観音を後背にした木々の紅葉、冬は雪景色の名栗川などと、いずれも季節と地区を特徴付ける景観を収めている。

 昨年まで、名栗公民館に在籍していた職員と、現職員の山本雅子さんが、季節ごとの地域の美しいところを知ってもらおうと、シャッターを切った。

 「名栗地区の風景や自然をご紹介します。写真も季節ごとに更新しますので、ぜひチェックして下さい。名栗の風景や自然を切り取った1枚がありましたら、ぜひ公民館へお寄せ下さい」と、同公民館は呼び掛けている。