学連チームで箱根路快走 小山直城さん(高麗川中出身)
日高市立高麗川中学校の卒業生で、今年の箱根駅伝の関東学生連合チームの4区走者として区間10位に相当する1時間5分47秒で快走した東京農業大学2年の小山直城さん(20)が、日高市役所を訪ね谷ケ﨑照雄市長に結果を報告、その後、日高市の成人式に出席した。
小山さんは高麗川中時代から陸上に取り組み、松山高校へ進学。高校陸上で力を伸ばし、平成27年1月の全国都道府県対抗男子駅伝で4区区間賞の走りを見せ、埼玉チームの優勝の原動力となった。
27年春、東京農大へ進学し、引き続き長距離走者として活躍。今月2日、3日の箱根駅伝では、大学としての本戦出場は叶わなかったが、関東学連チーム入りを果たし、4区で好記録を残した。
憧れの箱根路を走り「沿道の皆さんからの盛大な応援の後押しを受け、力の限り走ることができた」と振り返り、「次は大学のチームとして箱根に出場したい」と語った。
20歳の門出を迎え、市の成人式に旧友たちと出席。「箱根出場とともに、2020年の東京五輪を目標に据え、自分の走りでふるさとを元気づけたい」と笑顔を見せた。