賑わい見せたパンフェス 売り切れ続出の大盛況

パンを購入しようとずらりと並ぶ来場者たち

 飯能市内や西武線沿線、近隣の市をはじめ横浜市中区などから22のパン屋さんが集まり、各店自慢の味を販売する「はんのうパンフェスタ」が11日、飯能銀座商店街で初開催され、1万5000人の来場者で賑わいを見せた。

 普段から口にし、身近な食べ物であるパンで地域の賑わいを創出しようと、飯能商工会議所、(一社)奥むさし飯能観光協会、奥武蔵・天覧山周辺再生の会が主催し、飯能商工会議所の「商業・サービス産業事業者応援事業」の一環として実施された。

 会場となった飯能銀座商店街約300メートルを車両通行止めにし、販売用のテントや休憩所、観光協会のブースを設置。飯能、日高、入間、狭山、新座、所沢、川越市、東京都青梅市、横浜市中区から22店舗が出店した。通りにはパンを購入しようと訪れた人々であふれ返り、昼前には完売する店舗が続出するほどの賑わいを見せた。

 主催団体の一つ、飯能商工会議所は「初めての実施ということで、蓋を開けて見ないと分からない部分もあったが、思っていた以上に多くの方が来てくれた。また、近隣の飲食店や小売店への波及効果も見られた」と話している。