西川材の魅力五感で体感 森と住まいの木づかいフェス
地元をはじめ県西部の建設関連企業が協力し、西川材の良さを知ってもらうためのイベント「森と住まいの木づかいフェスティバル」が16日午前10時から午後4時まで、飯能市役所西側駐車場を会場に開催される。恒例の丸太切り選手権や模擬上棟式をはじめ、積み木選手権など親子で楽しく遊びながら木に触れ合う体験のほか、13店舗が出店する「出張路地グルメ」、フリーマーケットなど多彩なイベントを用意。
主催は飯能材木団地、主管は同フェスティバル実行委員会・西川ねんりんの会。後援は飯能信用金庫、飯能市ほか。事務局の柏屋商事・吉田宏之社長は「地元企業を継続的に利用して頂けるよう、各企業の特色をPRし、来場者と接点を持つ機会にしたい」と話している。
地域の工務店5社による住宅相談コーナーや住まいに関する情報コーナーを設置。西川材を使って省エネ住宅を建てると、185万円の補助が受けられる「地域型住宅グリーン化事業」や、国土交通省の省エネリノベーション促進事業を使って断熱材、窓の改修を行うと最大150万円の補助を受けられるなどお得な情報を聞くことが出来る。
イベントステージでは、丸太切り選手権、積み木ング選手権、大じゃんけん大会が行われ、優勝者には豪華賞品が贈られる。
また、TVチャンピオン優勝者の野出正和さんによる木育教室「コロコロドミノを作ろう」、模擬上棟式、約30店舗が出店するフリーマーケットなども。
グルメコーナーには地元飲食店13店舗が出店し、高麗鍋、カレー、味噌付けまんじゅう、パン、狭山茶などが味わえるほか、南三陸で採れたホタテと牡蠣の網焼き、ビール、日本酒も販売される。
同日市内で開催される「はんのう路地グルメ」エリアとなる飯能駅、小町公園と市役所を無料バスが巡回、グルメブースでは路地グルメチケットの利用も可能だ。
吉田社長は「市域の企業が協力し、単一企業では出来ない事を成し遂げることが今後の地域経済の発展には非常に重要。最終的に衣食住全ての企業が参加して各企業の特色をPR出来る場となること、そして来場者と参加企業とが接点を持ち、地元企業を継続的に利用して頂けるようなイベントにしたい。更には飯能市以外の近隣市町村の方々に、市内の企業の素晴らしさを知ってもらう機会になれば」と話している。雨天中止、小雨決行。問い合わせは同事務局973・2351へ。