ボカ飯能 世界で活躍目指しジュニアユースチーム設立 国内初
総合型地域スポーツクラブ「飯能インターナショナルスポーツアカデミー」のサッカー育成支援事業「第1期ボカ飯能ジュニアユース入団式」が飯能幼稚園講堂で行われた。
セレクションで選ばれたU14の23人が入団し、うち5人が飯能・日高市内の中学生だ。マラドーナなど世界で活躍した選手も所属し、ワールドサッカーの名門クラブであるアルゼンチン・ボカ・ジュニアーズの日本ジュニアユースチームの設立は国内初。
同事業は、海外のプロサッカー選手として活躍出来る人材を輩出することに目標に展開している。アルゼンチンをはじめとした南米からコーチを招聘し、アルゼンチンの育成方法を日本人に合うようにアレンジして子どもたちへ直接指導している。
入団式では服部会長、木下理事長、来賓兼顧問の内沼県議、サッカー事業の責任者である山本カルロスさんが挨拶した。
指導者のファン・セバスチャン・エスクデロさんらから「ボカのエンブレムを身に付けて戦うということを忘れず頑張って」などとメンバーへアドバイスが送られ、キャプテンの高橋翼さんが意気込みなどを述べた。
中学1年生・小学6年生の23人が入団し、その内、飯能・日高市内からは▽青木優敬(飯能第一)▽宮寺蕉(加治)▽貫井一修(美杉台)▽明戸凌平(武蔵台)▽太田和大(武蔵台)の5人が所属している。
メンバーは毎週金曜~日曜日まで集まり、岩沢グラウンドなどを会場に練習しているほか、育成プログラムには英語とスペイン語も含まれており、語学学習にも励んでいる。
飯能市稲荷町に事務局を置き、飯能の未来を築く子どもたちの育成と、高齢者の健康促進を目的としたスポーツ支援を促す地域スポーツクラブ。サッカーのほかにクラシック・バレエとヒップホップダンス事業を展開している。
サッカー事業では、6月に幼児向けのスクールが開校するほか、小学生を対象としたスクールを展開し、個々の選手のレベルを上げ、強さを持ち実践の場で戦える選手を育てていく。