ワンコインゾーン1年延長 国際興業バス
国際興業バスは、飯能駅周辺の市街地中心部を区間とした路線バスの運賃を大人100円、子ども(小学生)10円均一で運行している「飯能ワンコインゾーン」の実施を、来年の5月15日まで延長する。
適用区間は「飯能駅~飯能河原」(名栗・原市場方面、間野黒指線・西武飯能日高線)、「飯能駅~飯能高校」(こまニュータウン、埼玉医大方面)、「飯能駅~市役所前」(市営住宅、新光方面)。
飯能駅周辺には天覧山や飯能河原などの観光スポットをはじめ商店街などの商業施設、市役所といった公共施設が集中している。そこで多くの人にバスを知ってもらい、利用してもらおうと平成26年5月から実証実験を実施している。区間内の利用者はワンコインゾーン設置以前よりも、増加しているという。
ワンコインで利用出来る区間は「飯能駅~飯能河原」(車庫前・柳原・東飯能駅前・中央通り・仲町・本町・飯能河原)、「飯能駅~飯能高校」(中央通り・八幡町・飯能高校)、「飯能駅~市役所前」(中央通り・東飯能駅・市役所前)。飯能駅と東飯能駅の行き来や、市役所、飯能河原などへ移動する際にお手頃な料金で乗車することが出来る。
現金、ICカードとも共通運賃で、大人または子ども一人につき、同伴する幼児(1歳以上6歳未満)2人まで無料、3人目以降は子どもと同じ運賃となる。小学生がICカードで利用する場合は、カードをタッチする前に「ワンコインゾーン」と運転手に声かけするよう呼び掛けている。
同社広報は「実証実験を行って以降、区間内で乗車される方が増えている。今後も引き続き周知を図っていきたい」と話している。問い合わせは飯能営業所973・1161へ。