暑さも忘れて大はしゃぎ 唐沢川で子ども金魚すくい
(一社)奥むさし飯能観光協会(中里忠夫会長)は2日、飯能市阿須運動公園内を流れる唐沢川で、「ちびっこ金魚すくい大会」を開催した=写真=。入間漁業協同組合の主管。
唐沢川は飯能市民のスポーツ・レクリェーションのスポット、阿須運動公園の西側を南北に流れ、入間川に注ぐ小河川。流れは浅く、両岸は水辺へ降りる階段付きのコンクリート護岸、さらに河床は子どもでも歩きやすいよう平坦に整備されるなど、親水施設的な機能を備える。
同河川での金魚すくい大会は、昨年から始まった事業。当日は幼児と小学生55人とその保護者が参加した。前日には入間漁協のスタッフによって、参加者が足を滑らせないよう、河床に付着した苔などをきれい洗い落とすといった作業が行われるなどした。
開会式で、中里会長は「この場所での金魚すくいは、昨年から開始しました。参加者の皆さん方には今年も楽しく遊んでください。このような大会に参加して下さり、感謝申し上げます」と挨拶。また、来賓の内沼博史県議が「今日は、たくさん金魚をとって楽しく遊んで下さい」などと呼びかけた。
流れは幼児と保護者、小学生のみが楽しめるゾーンの上下流二つに区分され、それぞれに入間漁協によって体長約6センチ、総数2000匹の美しい金魚が数回に分けて放流。手に、手に網を持った子どもたちは、暑さも忘れ、歓声を上げながら水深20センチほどの浅場に放流された金魚を追った。