大分県日田商工会議所が来訪 「我々もこのような素晴らしい会館を」
昨年4月の第24回木材活用コンクールで優秀賞を受賞した飯能商工会議所(矢島巌会頭)の会館を3日、大分県日田市の日田商工会議所(十時康裕会頭)が視察に訪れた。
一行は、十時会頭以下、約30人の役員。建設から約50年が経過した商工会館が建て替え期を迎えていることから、新会館の参考にと来飯した。
大会議室で木崎幸長専務が会館完成までの足取りを概略説明。その後、一行は二班に分かれ、会議所職員の案内で、執務室や応接室、会議室、屋上などを見て回った。
見学前の歓迎セレモニーで、矢島会頭は、「飯能市と日田市とは縁がある。この飯能から初めて甲子園に出場した聖望学園が日田林高校と対戦し、飯能がやっつけられてしまった」と当時の試合をユーモアを交えて回想。
「日田市は林業で栄えた。飯能市も林業のまちとして発展してきが、規模でいうと、日田市の方がずっと大きい。今日は、日田商工会館を建て替えるということで視察に来られた。参考になればうれしい」と挨拶した。
日田商工会議所の十時会頭は、「会館も50年を迎え、建替えの時期にきていて、いろいろと試行錯誤をしている。飯能商工会議所がスギ材を使って非常に素晴らしい建物を建てたという情報を入手し、ぜひみんなで一度見に行こうということで、今回の視察となった。我々もこのような素晴らしい会館を建てたい」などと述べた。