ランドセルカバー、マスコットシール寄贈 新1年生の交通事故防止

ランドセルカバーやマスコットシールを手にする(左から)森崎交通安全協会副会長、中村教育長、豊嶋母の会会長、柳交通課長

 新1年生の交通事故防止に役立てて欲しいと、飯能地方交通安全協会と日高市交通安全推進協議会からランドセルカバー、日高市交通安全母の会から交通安全マスコットシールが日高市教育委員会へ寄贈された。市内の新入生約350人に配布される。

 ランドセルカバーは、ドライバーからの視認性を高めるため、黄色地のカバーに反射材が付き、市のマスコットキャラクター「くりっかー」「くりっぴー」のイラストが描かれた。また、ランドセルカバーに貼ることのできるマスコットシールは、子どもたちの安全を願って会員がデザインし、高麗神社で祈願を受けた。

 贈呈式は日高市役所で行われ、交通安全協会の森崎成喜副会長、母の会の豊嶋明美会長が中村一夫教育長に品物と目録を手渡した。

 中村教育長は寄贈に感謝し、「ランドセルカバーによってドライバーからの視認性を高め、また、マスコットシールを貼ることで子どもたち自身が交通事故に気をつけようという意識の向上を図りたい」。

 飯能署の柳真一交通課長も同席し、「昨年中は小学生の関わる事故が14件発生している。新入学児童が安全に登下校できるよう、各学校で交通安全教室を進めていきたい」と述べた。