飯能信用金庫とフコクしんらい生命保険 SDGs達成へ取り組み開始

覚書を手にする松下理事長(右)と櫻井社長

 飯能信用金庫(松下寿夫理事長)は、持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた取り組みの強化と地域社会への貢献を目的に、フコクしんらい生命保険(新宿区、櫻井健司社長)と、保険販売を通じた共同寄付の取り組みを開始した。

 22日に栄町の飯能信用金庫本店で覚書締結式が行われた。

 飯能信用金庫はフコクしんらい生命保険の販売代理店を務めており、今回の共同寄付の取り組みは、公共性・公益性の高い寄付先として選定した埼玉県社会福祉協議会、東京都社会福祉協議会に対し共同で寄付を行うもの。

 具体的には、取扱商品となる「ハローキティの定期保険」の年間販売件数に所定の寄付額単価1000円を乗じた金額について、両者が同額を寄付する「マッチングギフト方式」で行う。

 覚書締結式には、飯能信用金庫の松下理事長、フコクしんらい生命保険の櫻井社長ら関係者が出席し、それぞれ挨拶を交わしたほか、取り組みの要旨について説明が行われた。

 松下理事長は「SDGsに関する取り組みについては、当金庫も埼玉県のSDGsパートナー企業として登録しており、地域の住民、中小企業の信頼できるパートナーとして、持続可能な社会の実現のために積極的に取り組んでいかなければはならないと強く認識している」。

 さらに「フコクしんらい生命様とは最良のパートナーとしての信頼関係を築いており、信用金庫に特化した保険会社としての様々な知見・ノウハウを提供いただくことで、地域の活性化に繋がっている。両者がコラボレーションすることで、あらゆる場面でお客様のための最良な価値を提供し続けていけると信じている。今後も様々な取り組みに挑戦し、地域から必要とされる金融機関を目指す」などと述べた。