街路灯活用し街頭ビジョン設置 商店街の賑わい創出へ

街頭ビジョンを背にセレモニーに出席した関係者

 商店街の活性化に役立てようと、飯能市中央通り商店街協同組合(中久雄理事長)は、東町交差点前の街路灯を活用して新たに街頭ビジョン2基を設置し、このほど点灯セレモニーが行われた。

 街頭ビジョンは、街路灯の支柱にあった看板を取り外して設置したもので、高さ140センチ、幅70センチ。高解像度で映像を流すことができ、当面は同商店街の商店の紹介映像を流し、商店街のPRなどに役立てていく。

 設置にあたっては、飯能市のがんばる商店街応援補助金を活用。点灯セレモニーには、同商店街関係者をはじめ、新井重治市長、内沼博史県議らが出席。カウントダウンを行った後、ビジョンに映像が流れると拍手が沸き起こった。

 中理事長は、「中央通り商店街は昭和28年に設立され、現在は約30店舗で構成。飯能を訪れる方々に気持ち良く過ごして頂けるよう、フラッグ、花壇の整備などに取り組んできた。しかし、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、各商店が知恵を出し合い経営を維持している」など現状を語り、街頭ビジョンについて「商店街の賑わい創出に役立て、中心市街地活性化に寄与したい」と述べた。

 また、新井市長は「市のがんばる商店街等応援補助金を活用頂き、街頭ビジョンを設置して頂いた。私も中心市街地の活性化、まちなかの賑わい復活を大きな目標に掲げている。活性化につながるよう、私たちも一生懸命応援して参りたい」と語った。