飯能RC 検温・自動消毒器13台寄贈
新型コロナウイルス感染症対策として、飯能ロータリークラブ(飯能RC、高橋弘会長)は飯能市へ、検温・自動消毒器を13台寄贈した。検温・自動消毒器は市内に13か所ある地区行政センターに設置され、活用されている。
市長応接室で行われた寄贈式には、高橋会長、大野康幹事、和泉由起夫ガバナー補佐が出席。
高橋会長は、アメリカのRC本部とともにポリオウイルス根絶のため粘り強く取り組み、既に25億人の子どもたちにワクチンを届け、根絶まであとわずかのところまで来たが、まだ至っていないことに触れ、「こうした経験に照らすと、コロナの感染者数は減少傾向にあるものの、これからも油断は禁物、特に公衆衛生の基本は忘れないようにすることが重要と思う。このような観点から、私たちの地域でもまずは出来ることからと考えた」と挨拶。
目録を受け取った新井重治市長は「昨年から猛威を振るっている新型コロナ。数字的には減ってきているが、これがまたいつ首を持ち上げるかと非常に心配している。体温を測る、手指の消毒にはとても気を使う。今回寄贈頂いたものは、早速13地区行政センターに設置し、市民の健康、安心安全を守っていきたい」と感謝した。
飯能RCは、国際ロータリー第2570地区に位置し、飯能地域の様々な職種の会員69人が集う55年の歴史を有するクラブ。会員はそれぞれの職業を通じて地域社会に奉仕することを目指している。