割引券付きマップ、商連が発行 加盟123店舗を紹介

商店街の散策を楽しみながら、各店舗での買い物がお得に利用出来る500円分の割引券が付いたマップ

 飯能大通り・飯能銀座・飯能中央通り商店街で構成される飯能市商店街連盟(鈴木康弘会長)は、加盟123店舗をマップで紹介する「あるいてたのしい商店街はんのうてくてくマップ」を発行した。

 500円分の割引券付きで、加盟店や市役所、各地区行政センターなど公共施設などで無料配布している。B5判14ページ。4000部作成した。

 新型コロナウイルス感染症対策を行いながら市内の経済を回そうと、連盟に加盟する各店舗を紹介し回遊を促すマップとして企画した。店舗を利用してもらうきっかけとなるよう、割引券を付けた。

 表紙をめくると、中心市街地エリアの地図が見開きで掲載され、「歩くのに、ちょうどいい。歩くほどに、近くなる。」のコピーとともに「地元の人が営んでいる商店がたくさんあって、通りから少し入ると、昔の面影を感じさせる路地があり、ちょっとだけ足を延ばすと、奥武蔵の山々へと続く豊かな自然がそこに佇んでいる。飯能市街地は歩いて巡るのにちょうどいい、うれしいまちなんです」と紹介。

 以降の頁では、飯能大通り商店街、飯能銀座商店街、飯能中央通り商店街の順に、各店舗の特徴や取り扱う商品の紹介、電話番号がマップと共に掲載。

 巻末には、飯能の商店街が交通機関の発達と共に変遷していった歴史が綴られているほか、市の観光スポットである飯能河原や天覧山・多峯主山、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園といった少し足を伸ばした先にある観光スポットなども紹介している。

 割引券は100円引きの券が5枚綴られ、10月31日まで有効。税込価格500円以上の買い物で1枚利用できる。利用上限は1回の買い物につき1枚まで。

 連盟事務局を務める飯能商工会議所の内田圭輔さんは、「マップを手に、割引券を活用しながら市内在住の皆さんや来飯者の方々に、各商店街での買い物や散策を楽しんでほしい」と話している。