新型コロナ 飯能市が「警戒区域」に 知事「夜の街の飲食店で新規陽性者」
新型コロナウイルスの感染が拡大している飯能市について、県は、感染状況を注意深く見守る必要のある「警戒区域」に指定した。
飯能市は夜間の飲食店で感染者が出るなど急速に感染が拡大している状況、25日には20人、26日には12人、27日には18人の新規感染者が確認されており、感染拡大が続く場合、まん延防止等重点措置の適用区域に入る可能性がある。
県が独自に定める警戒区域は、まん延防止等重点措置に指定する前に、感染状況を注視しなければならない自治体とし、直近1週間の人口10万人あたりの新たな陽性者数が15人以上などの自治体が対象となっている。
大野元裕知事は26日の会見で、飯能市の状況について、「これまでしばらく見られてこなかった郊外型の夜の街の飲食を伴う店舗で新規陽性者が出て、そこから別の店舗に移る。こういった一部がクラスター化している」などと説明した。