唐沢川中下流で浚渫 上流域では護岸修繕

河床に大量の土砂が堆積した唐沢川下流

 飯能市は、阿須地内を流れ、阿須運動公園内で入間川に注ぐ唐沢川で、今月中にも河床に堆積した土砂を取り除く浚渫工事に着手する。同河川上流では県が砂防事業を実施している。

 市による浚渫作業は河川断面を確保し、流用を増やすもの。一昨年10月の台風19号の影響などにより、唐沢川には上流から流されてきた大量の土砂が溜まっている。

 浚渫区間は、赤城神社付近、JR八高線下、阿須運動公園付近の3箇所。浚渫箇所については、自治会代表者と現地立ち会いのうえ、決定した。

 飯能県土整備事務所による唐沢川の砂防事業は、浚渫作業実施区間の上流、最終堰堤までの間で4月から実施されている。工事内容は、崩れた護岸と洗掘された河床の修繕11箇所。