新議員の第一歩踏み出す 新人議員が研修会
先の飯能市議会議員選挙で初当選した新人議員4人が6、7日の両日、市のまちづくりガイドラインともなる総合振興計画や議会運営の基礎などについての研修を受けた。
研修に入る前、安藤幸宏議会事務局長から議員手帳と議員バッジが交付されたが、4人は緊張した面持ち。
熊田尚子・武田一宏・長谷川順子・パタソンひとみ氏の4人が研修会に出席した。初日は、職員紹介、議員自己紹介後、議会人としての必要知識である議会運営の基本、市まちづくり指針の総合振興計画、市が手がける地方創生、市民福祉に直結する令和3年度予算について学んだ。
二日目は、ペーパーレス化と経費節減、情報伝達の迅速化などを目的に全国に先駆けて平成24年に導入したタブレット端末の操作、議会内諸事項などについて説明を受けた。
新人議員は、11日の市議会全員協議会の後、18日召集の改選後初の5月臨時議会に臨み、議員としての第一歩を踏み出す。
臨時会では正副議長選を始め、委員会への振り分けなど議会内人事作業も行われる。所属会派も決定する。
臨時会は、慣例に基づき最年長議員である加藤由貴夫氏(70)が進行する。正副議長選は立候補制で行われる。