「#がんばる商店街ポスター展」 約50店舗をポスターに

ポスター制作のため、飯能銀座商店街にある「滝長」で行われた撮影

 飯能市商店街連盟は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも工夫して頑張る商店の人々の姿を見てもらい、商店街の活性化につなげようと、各加盟店の宣伝ポスターを制作して店舗に展示する「#がんばる商店街ポスター展」を2月2日から開催する。28日まで。

 加盟店のうち、参加表明した飲食店や小売店など約50店舗のポスターを見て歩き、気に入ったポスターを投票すると、抽選で合計115人に総額20万円分の商品券が当たる。

 同商品券は、ポスター展参加店舗で使用することができ、再び商店街での買い物を楽しんでもらおうというもの。市の「がんばる商店街等応援補助金」活用事業。後援は、飯能市、飯能商工会議所、奥むさし飯能観光協会。協力は、ブラウズ、Akinai(Bookmark)。

 同ポスター展は、飯能銀座・飯能大通り・飯能中央通りの3商店街に展示された各店を紹介するポスターを見ることで回遊を促すと共に、商店街の人々も工夫しながら頑張っているということ、また各商店の店主らを知ってもらうきっかけになればと企画。

 市内在住・在勤のカメラマンやデザイナーが5つのチームに分かれ、昨年末から担当する店舗で取材・撮影を行い、ポスターの制作を進めてきた。

 ポスターは、A2サイズで、木の枠に入れ、店頭や店内に掲示。投票については、各店舗で買い物すると投票用紙がもらえ、気に入ったポスターを記入し参加店舗に設置される投票箱に投函。後日抽選し、当選者には商品券を発送する。

 展示・投票期間は2月2日から28日まで。投票結果は3月上旬頃に発表し、当選者には3月中旬以降に商品券を送付する予定。

 商品券は、1万円分が5人、5000円分が10人、1000円が100人で、合計115人総額20万円分。

 ポスター展を中心となって企画したAkinaiの徳永一貴さんは「工夫された面白いポスターが出来上がっているので、ぜひ感染対策をしながら商店街を回り、全てのポスターを見てもらえたら。地元の商店には温かい人が多いので、ポスター展でどんな人がお店をやっているのか知ってもらい、なじみの店が増えるきっかけになれば」と期待を込めた。

 新型コロナ感染拡大防止のため、回遊する際はマスクの着用、手指消毒に協力を。店舗では、定期的な換気を行っている。

 問い合わせは、ポスター展事務局KOFKA(コフカ)983・4366へ。公式フェイスブック(https://www.facebook.com/hanno.ganbaru.poster)で情報発信中。