新型コロナ 小中6校で中止又は延期 8月下旬~9月上旬の修学旅行

 飯能市は、25日開催の市議会全員協議会(平沼弘議長)=全協=で、特別定額給付金や融資相談等の状況など新型コロナウイルス感染症の対応、修学旅行の中止及び延期、中学生ブレア市親善訪問団の派遣中止などについて報告した。

 このうち、修学旅行の中止または延期を決めた学校は、8月下旬から9月上旬にかけて計画していた飯能第一・南高麗・原市場・加治・美杉台の中学5校と富士見小学校1校の計6校。

 市教育委員会は、これまで6校の校長と情報交換や協議を重ね、6校については市教委が策定した修学旅行時における具体的な新型コロナウイルス感染防止対策を示したガイドラインに基づき、移動時や見学地、宿泊地などにおけるさまざまな場面を想定して、旅行業者と入念な感染防止策を計画してきた。

 しかし、7月以降から現在までの全国的な感染拡大状況等を鑑み、8月下旬から9月初旬にかけて計画していた修学旅行については、中止または延期することとしたという。

 今年度の中学生ブレア市親善訪問団については、来年1月に39回目の訪問として実施する予定だった。が、現在の国内・米国のコロナウイルス感染拡大状況から中止と決定した。