大久保市長が冒頭、謝罪 大久保市長が冒頭、謝罪
飯能市議会8月臨時会(平沼弘議長)は6日開会、令和2年度一般会計補正予算、議員提出議案2件の計3件を可決、同日閉会したが、開会冒頭、大久保勝市長は市が事務局を務める太平洋戦没者の市遺族会の口座から、当時の市職員が現金を不正に引き出したとして6月22日飯能署に逮捕された事件にふれ、「このような不祥事を二度と起こさないよう、公務員としての責任を改めて自覚するとともに再発防止策の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に取り組んで参ります」と謝罪した。
この職員について、市は7月7日付けで懲戒免職処分としている。
この事件は、当時市の職員が市遺族会の口座から、今年3月5日に50万円、同6日に13万8000円を不正に引き出したもの。
当初、職員は容疑を否認していたが、その後、認めた。これを受け、市は7月6日に服務審査会(会長・上良二副市長)を開催、職員を懲戒免職処分とすることについて諮問し、答申を受けた。
事件に対する大久保市長の謝罪は次のとおり。
「このたびの本市職員の不祥事に関しましては、関係団体の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたこと、また行政に対する市民の皆様の信頼を大きく失墜させたことは、誠に遺憾であり、あらためて深くお詫びを申し上げます。
このたびの件は、市長であります私の全責任ということだと私は思っているとともに、痛切に責任を感じています。
このような不祥事を二度と起こさないよう、公務員としての責任を改めて自覚するとともに、再発防止策の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に、取り組んで参ります。改めて、誠に申し訳ございませんでした」。