PCRセンター設置 検査件数増加に期待 飯能地区医師会
飯能地区医師会(下加治、増島宏徳会長)は26日、新型コロナウイルス感染症対策として、「発熱外来PCRセンター(以下PCRセンター、場所は非公表)」を設置したことを発表した。
飯能地区に居住する市民のコロナウイルスへの感染の有無を調べる拠点施設で、PCRセンターの設置により、PCR検査件数の増加や、検査結果が判明するまでの期間が短縮される。
ただし、PCRセンターでの受診は、自身のかかりつけ医(飯能地区医師会内の医療機関)が、PCR検査の必要があると認め、その紹介がある場合に限られ、希望すれば、誰もが検査を受けられるわけではない。まずは、かかりつけ医に相談を、と飯能地区医師会では呼び掛けている。
実施期間は、10月31日までの予定。実施日時は、月曜日から土曜日の午後2時から6時まで(曜日により変更あり)。
検査までの流れについては、感染の疑いを感じた市民は、かかりつけ医に電話で確認の上、まずかかりつけ医に掛かり、PCR検査が必要と判断したかかりつけ医が、PCRセンターに予約する。
検査を予約された市民は、予約日時にPCRセンターに行き検体を採取。検査の結果は、かかりつけ医から本人に連絡される。
問い合わせは飯能地区医師会(電話974・1735)。