緊急に情報・意見交換 市民感染者の急増受け 飯能市議会
飯能市議会(平沼弘議長)は12日、緊急事態宣言が延長され、市内にある病院の多数の医療関係者が、新型コロナウイルスに感染していることが大型連休明けに判明したことを受け、議員同士が、新型コロナの感染拡大について話し合う緊急の情報・意見交換会を開催した=写真=。
この日の情報・意見交換会には、所用のあった3議員を除いた16人の議員が出席。「3密」を避けるため、本会議場を会場にするとともに、出席した議員は、普段の自席とは異なり、それぞれの議員がお互いに距離を開け、議員席をフル活用して着席し発言した。
冒頭、平沼議長は、「緊急事態宣言も延長され、また市内の医療関係者から感染者が出ました。そんな状況の中で、今日は、議員間の情報交換、共有、そしてまた意見交換をやりたいと思いますので、今日は、このような会を開きました。密集、密閉と、それから密接の3密を避けるために、この議場を使用しました。これからも、このような形をとらせて頂く予定でいます」と、挨拶した。
この日の情報・意見交換会は、これまで市が実施してきた感染症対策の経緯、市内在住の陽性判明者の概要などを資料に、非公開で実施されたが、ここで話合われたり、まとまったことは、今後の全員協議会に報告されたり、6月定例市議会の審議に反映されるものと見られる。