西日本豪雨の被災地支援へ よさこいやダンス通じ、義援金呼びかけ
西日本豪雨災害の被災者支援を目的に、飯能市を拠点に活動するよさこいチーム「よさこい飯能乱舞(ラブ)」(北島環代表)は、29日正午から午後2時まで、飯能市役所別館駐車場で「西日本豪雨災害支援チャリティーイベント」を開催する。よさこいをはじめ、ダンスや歌などのライブ、模擬店を通じ、来場者に義援金協力を呼びかける。毎年3月に中央公園・市民会館を主会場に「震災復興元気市」を開いている震災復興元気市実行委員会(金子堅造委員長)が共催。
飯能乱舞は東日本大震災以降、よさこいを通じて被災地にエールを送りたいと福島県会津若松市を訪れ児童養護施設と交流を続けており、飯能市で毎年開催している震災復興元気市にも出演。平成28年4月の熊本地震の際には飯能市役所別館前で「チャリティーよさこい」を開催し、会場で寄せられた義援金を被災地へ送った。
今回の西日本豪雨を受け「自分たちが出来ることで支援したい」とチャリティーイベントを企画、熊本地震の際のイベント内容をベースに、震災復興元気市実行委員会などの関係者に相談を持ちかけ、輪を広げた。
当日の出演者(出演順)は、いながきしんいち(シンガーソングライター)、モミラニフラスタジオ(フラダンス)、Mirei(シンガーソングライター)、スパフラ(フラダンス)、ダンスパフォーマンス集団迫~HAKU~、郷(よさこい)、チームオブドラゴン(キッズダンス)、狭山YOSAKOI紗恋乱(よさこい)、BODYMOVIN(ヒップホップダンス)、TEAM白獅子(よさこい)、よさこい飯能乱舞。
会場には義援金箱が設置される。また、かき氷、フランクフルト、飲み物などの模擬店に加え、幼児向けに水着で遊べるヨーヨープールを設置する。
飯能乱舞の北島代表は、「豪雨による土石流被害など被災地のニュースを見て心を痛めた。震災復興元気市の方々や過去のチャリティーイベントへの出演者の協力を得て、開催が決まった。猛暑の中だが、多くの皆さんにご協力頂けたら」と呼びかけている。