大浴場やレストランをリニューアル 休暇村奥武蔵
新館の増築、既存館の改装工事を進めている飯能市吾野の「休暇村奥武蔵」(合田忠功支配人)は、既存館の大浴場とレストランをメインとした改装工事の完了に伴い、26日にリニューアルオープンする。7月10日には西川材からその名をとった新客室棟「にしかわ館」が俊工し、グランドオープンを迎える。同館は今年1月10日から工事のため休館しており、大浴場は西川材を使用した露天風呂などを新設し、レストランは和モダンな内装に一新する。新館のにしかわ館は、西川材を随所に用いた4階建て全23室の客室館で、フロア毎にテーマを設け、宿泊者に木のぬくもりを感じさせやすらぎの空間を演出する。
大浴場は「もりとそらの湯」と名付けられ、地元飯能吾野産の西川材を使用したヒノキの露天風呂(壺湯)を新設。昼は木や風、夜は星空やホタルなど吾野の自然を感じられる空間に生まれ変わる。
レストランは、ビュッフェスタイルを導入し「彩さいたま和彩ビュッフェ」と題し、森をテーマに、木のぬくもりを感じる和モダンな内装に一新。オープンキッチンでの粋な演出で埼玉県産の食材を活かした和食中心のビュッフェスタイルを楽しむことができる。
また、大浴場は午前11時から午後3時(受付は同2時半)まで日帰り入浴が利用でき、料金は大人800円、4歳以上400円。バスタオルはレンタルだが、フェイスタオルの利用は購入となり、料金はともに200円。
休暇村奥武蔵は、平成25年7月に旧あじさい館跡地を利用してオープン。全国に37か所ある休暇村の施設のほとんどが国立公園や国定公園に立地しているが、同施設は里山の空間を活かし、都心から近い場所にありながら、「星空観察会」や「朝のお散歩会」など吾野の豊かな自然を体験できる施設として評判を呼んでいる。
問い合わせは、休暇村奥武蔵978・2888へ。