監督・選手が商店街で応援呼びかけ ちふれASエルフェン埼玉
女子サッカー1部リーグ(なでしこリーグ)に所属し、9日、16日に1部・2部入替戦への出場を控えた「ちふれASエルフェン埼玉」の監督・選手が、飯能市内の商店街を歩いて店主らに応援を呼びかけた。同チームは今季の成績が10チーム中9位で、1部残留をかけ2部2位のセレッソ大阪堺レディースとの入替戦に挑む。
同チームは同市茜台に練習拠点を構え、飯能市民に地元チームとしての意識を高めてもらおうと、11月に同チームを運営するNPO法人エルフェンスポーツクラブと飯能市が「連携協力に関する基本協定(ホームタウン協定)」を締結したばかり。
1部に昇格した今季の成績は9位に終わり、1部残留をかけて入替戦に挑む。入替戦は9日(大阪)、16日(川越)の2試合で、16日に川越運動公園陸上競技場で開催される第2戦では、ホームグラウンドとして観客動員数5000人を目指している。
飯能市内の商店街を回ったのは、元井淳監督と太田和哉コミュニケーションマネージャー、岸みのり、高野紗希、高橋彩織、髙橋麻美、竹ノ谷好美、井上夢翔の6選手。入替戦のポスターやチラシを手に商店を訪ね、店主や利用客に「ぜひ応援に来て下さい」と呼び掛けた。
店主からは「1部に残れるように頑張って」「応援していますよ」などの激励を受け、選手たちは「温かい声をかけてもらい、嬉しい」と笑顔。元井監督は「地元の応援なくして、チームの成長はあり得ない。1人でも多くの人に知ってもらいたい」と、自らも熱心にチームのPRを行った。
川越運動公園陸上競技場での入替戦は16日午後1時キックオフ。