西川ヒノキのバードコール ペンギンや小鳥デザイン
金属棒と木片をこすり合わせて、鳥の鳴き声のような音を出す「バードコール」を、飯能市下名栗の名栗湖畔で活動する認定NPO法人名栗カヌー工房(山田直行理事長)が、商品化した。バードコール自体が小鳥やペンギンの形をしたユニークなデザイン=写真=。
バードコールは、野鳥観察に関心のある人たちなどが、野山や緑地などで使用する、野鳥とコミュケーションをとるための道具。木片に挿し込まれた金属棒などをこすり、小鳥が鳴いているような音を出す。
カヌー工房が製作したバードコールは高さ7センチで、製品自体がインコやペンギンなどの形をしたユニークなもの。掌に納まるサイズの既製品と比べてやや大型だが、地元ヒノキ材を削り出して着色した手作り感漂う、味わいある小物に仕上がった。
鳴らすには、片方の手で「胴体」部分を持って固定し、もう片方の手で金属棒が差し込まれた「頭」を左右にひねる。この時の力加減で、バードコールの鳴き方が変化する。
野鳥デザインタイプの完成品販売価格は1500円。他の動物をデザインした特注品にも応じるが、その場合の価格については同工房と相談。
問い合わせは、認定NPO法人名栗カヌー工房(979・1117)へ。