第15回飯能新緑ツーデーマーチ 名栗コースをリニューアル

新緑の中を歩くウオーカーたち(写真は過去のもの)

 新緑が美しい奥武蔵を歩く、第15回「飯能新緑ツーデーマーチ」が27、28日の2日間にわたり開催される。コースは飯能市を東西の2ブロックに分け、1日目に東側、2日目に西側を中心に計10コースを設定。各コースに飯能の名所を組み入れた山あり、川あり、里山ありの内容になっている。中央会場では、埼玉県内のご当地グルメや横浜中華街グルメが集結するほか、歌手の麻倉未稀さん、お笑い芸人「DJダイノジ」によるパフォーマンスも行われる。事前申し込みは15日まで。

 飯能市、同市教育委員会、日本ウオーキング協会、埼玉県ウオーキング協会などが主催し、日本市民スポーツ連盟・健康体力づくり飯能市民会議が共催。オールジャパンウオーキングカップ埼玉県認定大会、日本市民スポーツ連盟(JVA)認定大会などとしても知られている。

 ツーデーマーチは、市民の健康体力づくり、そして緑と清流に恵まれた飯能を多くの人に知ってもらおうと、平成15年にスタートしたウオーキング大会。第1回大会から1万人以上の参加があり、第13回からは2万人を超え、ツーデーマーチの大会では全国でトップクラスの規模になっている。

 大会1日目のコースは「精明・宮沢・加治・高麗郷・吾野ルート」。2日目は「天覧山・多峯主山・吾妻峡・南高麗・名栗ルート」と豊かな自然を生かした里山・飯能ならではのコースが設けられている。距離は両日とも5・10・15・20・30キロが用意され、自分の体力に合ったコースが選べるため、子どもから大人まで、初心者から健脚までが楽しめる。

 今年は大会2日目30キロコース(名栗)をリニューアル。同市の観光名所である名栗湖をスタート場所に変更し、湖の周りを1周してから名栗・原市場地区へと向かうルートになった。

 ゴール地点となる中央会場の市役所では、飯能をはじめ、県内や横浜中華街からもグルメが集結。また、豪華キャストによるステージイベントが繰り広げられ、27日がお笑い芸人の「DJダイノジ」、28日が歌手の麻倉未稀さんが登場する。

 飯能市は、先月24日には飯能駅、今月1日には所沢駅で大久保市長を筆頭に職員らがPR活動を行った。チラシとポケットティッシュを配布しながら駅利用者へ呼び掛けるなど、参加者獲得に向けた取り組みを積極的に実施している。

 事前申し込み期限の15日までに申し込むと、ゼッケン、コース地図に加え記念品として狭山茶の新茶、大会バッジ、大会誌がもらえる。大会バッジは15回という区切りの大会でもあることから、例年と形を変え、長方形に。市のシンボルマークと共に大会名や開催日が記載されている。

 参加費は大人1500円、小・中・高校生は800円。高校生以下は記念品はなし。市内在住・在学の小・中・高校生は無料。1日参加でも2日参加でも同額となっている。

 申し込みは参加申込書に必要事項を記入し、参加費を添えて同市スポーツ課、各地区行政センター(富士見を除く)、市内スポーツ用品店などへ。郵便振込、インターネットからも受け付けている。問い合わせは、大会実行委員会事務局972・6082へ。