自然とふれあい心豊かに ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
清流・名栗川沿いにあり、親子連れが安心安全に楽しめるキャンプ場「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ」(飯能市上名栗)。
キャンプやバーベキューはもちろん、川遊びやマス釣り体験など、自然とふれあいながら家族の絆を深めることが出来る。
昨年夏には古民家を活用した「古民家ファミリービレッジ」の営業も開始し、両施設を運営する鳥居観光株式会社の統括マネージャー・川口泰斗さんは「自然の中で普段出来ない体験を子どもたちにさせてあげることで、何か良いきっかけを見つけてもらえたら」と話している。
このうちケニーズでは、テントサイトをはじめログハウスもあり、さらにレンタル備品も充実しているため、本格的なキャンプはもちろん初心者にもおすすめ。また、日帰りでのバーベキュー利用も可能だ。
キャンプの醍醐味といえば自然とのふれあい。目の前を流れる名栗川は水深が浅く、流れが緩やかなので子どもたちも安心して遊ぶことが出来る。
特に、夏は期間限定で、川をせき止めてつくる「天然プール」が登場。水深は深いところで70~80センチメートルほど。浮き輪やボートで浮かんだり、水中メガネで透き通った川の中を覗くと、魚を間近で見ることも。
また、敷地内の「マス釣り場」で釣ったマスはその場で串打ちにしてバーベキューで味わえるほか、「遊びの広場」では、バドミントンや卓球などで遊べ、子どもだけでなく大人も夢中に。
同キャンプ場では、1年を通して様々なイベントが開催されているのも魅力の一つ。来月5日には「生き物観察」、6月末から7月初旬にかけては蛍が舞い、8月には「灯籠流し」「花火大会」、秋はハロウィンコンテスト、冬はクリスマスパーティー、年越しキャンプと季節ごとにイベントが行われている。
同所は元々隣の鳥居観音の保養所だったが、オートキャンプブームだった24年前にキャンプ場を始めた。6年程前には「日本オートキャンプ協会」の講習に参加し、現在は4人のスタッフが協会公認のキャンプインストラクターとして利用者をサポートしている。
また、昨年夏にオープンした「古民家ファミリービレッジ」は、1640年代に建てられた古民家を受付にし、どこか懐かしく田舎に里帰りしたような気分を味わうことが出来る。
自身もインストラクターの資格を持つ川口さん(39)は、「利用者の方とコミュニケーションを取る中で頂いた要望や思いを反映しながら、気持ちに寄り添った運営を心掛けている。やりがいは、子どもたちの健全な育成のお手伝いが出来るところ。自然の中で普段出来ない体験をさせてあげることで、何かしらの良いきっかけを見つけてもらえるのでは」と話している。
施設利用についての詳細はホームページ(http://www.kfv.co.jp/)で確認を。