市の花「マンジュシャゲ」 追加指定をアピール
マンジュシャゲを市の花として追加指定した日高市は、群生する花の写真を使った懸垂幕やのぼりを市役所に展示するなどして、来庁者に新たな市の花をアピールしている。
毎年、9月中旬から10月上旬にかけて巾着田を彩る500万本のマンジュシャゲは市をイメージする花として定着。「日本一の群生地として近隣に知れ渡っている」として、市民アンケートを経て、昭和55年に制定された市の花「ハギ」に加えて追加指定した。
市は追加指定をアピールするため、市役所入口に高さ8メートルの懸垂幕を掲げたのをはじめ、庁舎内や窓口に大小ののぼりやポスター、造花などを展示し、花が枯れた後も存在感を強調。また、住民票などのデザインもマンジュシャゲをイメージしたものに変更し、「市の花として、より一層親しみを持ってもらえたら」としている。