通帳など騙し取られる 飯能市の89歳女性
飯能市在住の89歳女性が飯能署員や金融機関の職員を名乗る男からキャッシュカード3枚と通帳4通を騙し取られた。
飯能署によると、先月25日午前11時半頃から数回にわたり、女性方に「飯能署員のニシオカ」と名乗る男や「銀行員のオザワ」と名乗る男から「通帳から現金が引き下ろされている」「あなたの通帳やキャッシュカードが偽造されている。預からせてほしい」などと電話があった。
誤信した女性は同日午後12時20分頃、自宅を訪れた金融機関の職員という男にキャッシュカードなどを手渡した。
翌日の午前7時半頃、女性が飯能署へ相談し、騙されていたことが判明した。
自宅を訪れた男は身長160センチくらいで太め。白いワイシャツに黒のスラックス、黒いかばんを持っていたという。
飯能署は「キャッシュカードや通帳を渡したり、暗証番号を教えたりしないでほしい。一旦電話を切って、警察に相談して」と呼び掛けている。