平松でコンビニ強盗 包丁突き付け6万奪う

強盗事件が発生した平松のコンビニ

強盗事件が発生した平松のコンビニ

 飯能市平松のコンビニ「セーブオン飯能平松店」に25日午前4時頃、男が押し入り現金約6万円を奪った強盗事件。20分後にも鶴ヶ島市内のセーブオンで同じような特徴の男による強盗が発生していることから、飯能署では同一犯の可能性もあるとみて捜査している。

 男はバックヤードにいた22歳男性アルバイト店員に「煙草を下さい」と声をかけ、会計をしようとレジを開けた際に包丁を突き付け、「金を出せ」「袋に入れろ」などと脅し、現金約6万円が入ったレジ袋を奪い南東方面へ逃走した。

 事件当時、店内に客はおらず男性店員にケガはなかった。

 この20分後、北東に約7キロ離れた鶴ヶ島市の「セーブオン鶴ヶ島太田ヶ谷店」でも男が店員に刃物を突き付けて脅し、現金約3万円を奪う強盗事件が発生している。

 飯能署によると、いずれの強盗事件も男は年齢が20代、やせ形で上下黒の作業着のような服を着て、黒いキャップと手袋、白いマスクをつけていたという。男の特徴が似ていることなどから同一犯の可能性もあるとみて捜査を進めている。