飯能市とキタムラコラボバッグ 公開抽選会

ウッドデッキで行われた抽選会

 飯能市と横浜市中区のオリジナルハンドバッグの「キタムラ」がコラボレーションしたオリジナルトートバッグの公開抽選会が10日、市役所本庁舎正面玄関横のウッドデッキで行われ、応募総数1482通の中から当選者が決まった。

 サンプル品として展示していた2点の抽選も行われ、双柳在住の新井洋さん(72)、緑町在住の沢田哲子さん(72)の2人が見事当選し、その場でプレゼントされた。

 同市と中区は平成26年3月に友好交流協定を結び、行政間・市民間・企業間などで積極的に都市間交流を展開している。その中で友好交流を機に、キタムラからオリジナルトートバッグ100個の寄贈を受けることとなった。

 トートバッグはキタムラのイメージカラーである紺色の生地に白文字で「welcome to Hanno」の文字が飯能の森林と川をイメージした中に英文字で描かれ、もう片面にはキタムラのロゴの「K」があしらわれている。老若男女問わず使用出来るデザインだ。

 4月号の広報紙で希望者を募ったところ、1482通が寄せられた。10日の公開抽選会には、キタムラの営業本部長の瀬下守彦さんと、トートバッグと共に広報紙の表紙に登場した営業部の丸山ひでみさんも出席した。

 大久保市長は「世界でも著名のキタムラさんのバッグを、特別に飯能版としてデザインして頂き、またそれをプレゼントして下さり、感謝申し上げる。そしてまた新たに飯能オリジナル版のバッグを作って頂けることになった」と喜びを語った。

 瀬下さんは「多くの市民の方からご応募頂き、本当に嬉しく思っている。今回のデザインは、大久保市長の“自然と都市を調和した、暮らしやすい市をつくりたい”という思いを受け止めたもの。飯能市を更に盛り上げていくためにも、新たな企画でご協力させていただけたらなと思っている」と話した。

 会場に集まった約100人のギャラリーが見守る中、同市長、瀬下さん、丸山さんの3人は応募ハガキが入った箱の中からそれぞれハガキを引いていった。その後、来場者プレゼント企画として、庁舎内で展示していた2点のサンプルトートバッグの抽選も実施。

 当選したのは、新井さんは「何だか今日は当たるような気がしていた。奥さんにプレゼントします」、キタムラ製品の大ファンだという沢田さんは「キタムラの製品は肌触りの優しさが好き。飯能のイメージを盛り込んでいて、素敵なバッグが当たって嬉しい」と笑顔をみせた。

 当選者には順次トートバッグが配送される。新たに飯能とキタムラコラボのバッグを製作、販売する予定であることも発表された。