1万2000人が来場 巾着田菜の花まつり
菜の花が見頃を迎えた日高市の巾着田で第8回「巾着田菜の花まつり」が9、10日に開催され、2日間で約1万2000人が来場した。
両日とも天候に恵まれ、昨年に比べ来場者は大幅に増加。一面を彩る菜の花と サクラの花びらが舞う会場で、ステージやアトラクションを楽しんだ。
会場では「日高うまいもの市」と題して地元グルメを扱うテントが並び花見を盛り上げ、子どもたちには、菜の花の中を走るミニSLや手作りの竹竿を使ったビオトープでの魚釣り、飯能青年会議所が協力しハス池で実施したウォータースライダーなどが人気を集めた。
10日には高句麗衣装を着て高麗郡建郡1300年を祝う「にじのパレード」が行われ、約400人が参加して堤防沿いや菜の花畑の中を歩いた。
手作りの衣装を身に着け、子や孫と3世代で参加した野々宮在住の斉藤節子さん(60)は「菜の花に囲まれて歩くことができ、とても気持ち良かった。5月の記念祭のパレードにもぜひ参加したい」と笑顔を見せた。