朝採り「のらぼう菜」 生産者が市役所で販売
今が旬のおいしい「のらぼう菜」をどうぞ。
飯能市の山間地域を中心に収穫期を迎えているアブラナ科の野菜「のらぼう菜」が、今月30日と4月6日の2日間、市役所玄関脇のデッキスペースで販売される。いずれも午前11時から午後1時まで。
販売するのは名栗、吾野・東吾野、原市場、南高麗地区の生産者。市は山間地域の名物づくりとして、のらぼう菜の栽培を数年前から奨励している。もっと、大勢の市民らに山間地域の〝春の味〟を知ってもらおうと、初めて市役所で出張販売することとなった。
春先に伸びてきた花茎を手で折って収穫し、おひたしや胡麻和えなどで食べるのが一般的。「くせがなく、ほのかに甘みがあって美味しい」と、収穫期を毎年待ち望んでいる人も少なくないという。
のらぼう菜250グラムを100円で販売する。名栗地区の生産者は、味付けしたのらぼう菜を詰めた「おやき」も1個200円で限定販売するという。