一丁目山車小屋を新築 6月完成向け、工事へ
建築から半世紀以上が経過し、老朽化したとして、飯能市の一丁目町内会(五十嵐勉会長)は、久下稲荷神社境内の山車小屋を取り壊した跡地で、新山車小屋建設工事の安全祈願祭を執り行った。
祈願祭は正副町内会長、役員、囃子保存会、山車部会、青年会など山車小屋建設委員含め42人が出席、一丁目自治会館(一丁目倶楽部)がある久下稲荷神社境内で行われた。
旧山車小屋は昭和30年代に建てられた木造。長年の風雨で随所に痛みが生じていたことから、建て替えを決定。平成26年12月に山車小屋建設委員会を立ち上げ、外観、規模、色彩などを協議してきた。
解体跡地に設けられる新山車小屋は木造で、建築面積は83平方メートル。地元の矢島工務店が施工する。今月中に工事着工し、完成は6月の予定。
新山車小屋建設は、平成10年の一丁目自治会館(一丁目倶楽部)完成以来の地元の悲願。老朽化した小屋を何とか新しいものにと、平成24年から資金の積み立てを開始。建設事業費は2600万円で、うち町内会自己資金が1800万円、会員寄付金が800万円。