800人の支持者が参集 大塚氏の「新春の集い」
飯能や日高など、衆院埼玉9区選出の大塚拓衆院議員(3期、自民)の支持者による「新春の集い」は、約800人が参加してヘリテイジ飯能で開かれた。妻の丸川珠代環境大臣も出席した。
同集いの開催は4年ぶり。7月参院選、また9区内首長選挙があり、さらに衆院解散・衆院選も急浮上していることから、選挙を意識した内容が発起人や来賓挨拶に目立った。
会場正面の壇上に集いの発起人が並び、代表して元衆院議員の大野松茂さんが「大塚代議士が埼玉9区の支部長になったのは、平成21年の2月。新春の集いも4年前に催した後、休んでいた。皆さんに支えて頂いている大塚代議士、今は自民党の国防部会長として活躍している。こうした活動ができるのも皆さん方のご支持、ご支援、お陰さまである」と挨拶。
大久保飯能市長を始めとする9区首長、日高市の小谷野五雄県議以下各県議紹介後、狭山市選出の本木茂県議会議長が、「衆院選挙の準備へ向けての意味のある会となるようお願い申し上げる」などと呼び掛けた。
マイクを持った大塚氏は「新春の集いは私の年末の選挙が続いたりと、しばらく間が空いてしまった。多くの皆様から何とかこれをもう一回やれよとお力、励ましを頂き、開催に漕ぎつけることができた」と感謝。
続けて、「お陰さまをもちまして、何とか当選3回を数えるまでになった。法務大臣政務官、内閣府大臣政務官、今は国防部会長。当選3回になると、それなりに重要なポストが回ってくる。なかなか大臣というところに届いていないが、一般的に当選3回で部会長というのはいいコースを進んでいるので、もう少し待って頂ければありがたい」と会場を沸かせた。
大塚氏は、「総理は、今年は政治決戦の年だと言っておられた。政治決戦と言われると、私もどきっとするが、はっきりしているのは参議員選挙は夏にある。我が自民党も関口昌一参院議員、友党公明党の西田実仁参院議員で、埼玉3議席のうちの2議席を取って頂く以外に、政治の安定を保つ道はない」などと強調した。
集いには、柴山昌彦衆院議員、関口昌一参院議員(いずれも自民)、西田実仁参院議員(公明参院幹事長)も出席した。